酸素、窒素および水素濃度は、金属(鋼, チタン, 銅etc)の特性に大きな影響を及ぼします。これらの元素の正確で信頼性の高い分析は、品質管理プロセスにおいて非常に重要です。 ELTRA社では、酸素、窒素、水素の各元素を測定する分析計だけでなく、酸素・窒素、酸素・水素、酸素・窒素・水素といった組合せの装置も製造しています。
ELTRA社では、不活性ガス融解法を使用します。この方法では、3,000℃を超える温度まで到達可能なインパルス炉で試料を加熱します。試料はグラファイトルツボで溶解され、そのCO2ガスを赤外線セルで検出することで酸素濃度を特定します。窒素および酸素は熱伝導度セルで測定されます。ONH分析の典型的な試料は、金属合金(鋼, 銅, 耐火金属)だけでなく、セラミックス、その他の無機材料です。H-500は熱抽出法に基づいた水素濃度を特定するのに特化した装置です。
酸素 / 窒素 / 水素分析計
OH-p 2, ON-p 2, ONH-p 2 無機試料
ELTRA社の ONH分析計は、無機試料中の元素分析を行うために、3,000℃を超える温度まで到達可能な不活性ガス融解法を使用します。
H-500 無機試料
ELTRA社製H-500は、熱抽出法を利用し1,000℃までの温度で、無機材料中の拡散水素および残留水素濃度を特定します。.