金属の製造と加工の品質管理で、表面の炭素の決定は重要です。ELTRA社 Surface C-800は、多種類の個体サンプルの表面炭素を、トレースレベル最大1000 µg/cm2で、精密に分析することができます。
Surface C-800は、サンプル酸化の為のクオーツ管を装備する、最大温度1000℃の抵抗炉を搭載しています。Surface C-800の温度は、1℃毎に段階的に設定できます。主なキャリアガスは酸素です。
Surface C-800は感度の高い装置で、信頼のおける分析結果をお約束します。頑丈で長くお使いいただけます。また、お客様のニーズに合わせてカスタマイズできます。2つの独立した赤外線セルをもっているため、精密にトレースレベルの高い、表面炭素の検出が可能です。
アルミニウム, 陶磁器, 金属, たんこう
測定元素 | 炭素 |
サンプル | 無機物 |
炉配列 | 垂直 |
サンプルキャリア | クオーツボート |
アプリケーション分野 | セラミック, 鋼 / 冶金学 |
炉 | 管状抵抗炉(石英チューブ), 1000℃まで調整可 |
最大サンプルサイズ | 32 x 145 mm |
検出方法 | ソリッドステート赤外線吸収 |
赤外線セルの数 | 1 - 2 |
IRパスの材質 | アルミ(金はオプション) |
標準的な分析時間 | 60 - 90 s |
試薬 | 過塩素酸マグネシウム、水酸化ナトリウム |
キャリアガス | 酸素純度99.5%(2-4bar/30-60psi) |
電源 | 230 V, 50/60 Hz, 最大 10 A, 2300 W |
寸法 (W x H x D) | 55 x 80 x 60 cm |
重量 | ~65kg |
付属品 | PC, モニター, 天秤 (分解能 0.0001g) |
オプションアクセサリ | 定電圧装置 5 KVA |
Surface C-800の操作は簡単で便利です。Surface C-800は、最大1000℃まで設定が可能サンプルの表面積をPCに登録し、サンプルをクオーツ板の上に載せます。分析が開始され、サンプルをのせた板が燃焼チューブの開口端から炉の高温ゾーンに押し込まれます。燃焼ガスは酸化銅触媒を通して、二酸化炭素が赤外線セルで検出されます。
データ作成、燃焼プロセスのコントロール、そして分析結果の計算のすべてが、外付けの PCで行われます。二酸化炭素の分析にかかる時間はたったの60~90秒です。
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