ELTRAの新しいELEMENTRAC CS-dアナライザは、有機および無機試料中のC/S濃度測定に適しています。
固体中の炭素と硫黄の測定に従来の元素分析装置を使用する場合、有機化合物の分析には抵抗炉を、無機化合物の分析には誘導炉を使用するかどうかをユーザーが決定する必要があります。
しかし、ELTRAのユニークな分析装置であるELEMENTRAC CS-dは、その両方の技術を兼ね備えています。ELTRAのデュアルファーネステクノロジーにより、ユーザーはたった1台の分析装置で有機マトリックス(燃料、オイル、化学物質など)と無機マトリックス(鉄、鉱石、セラミックス、ガラスなど)の炭素と硫黄含有量を、面倒なサンプル前処理なしで直接分析することが可能です。ELEMENTRAC CS-dの分析時間は驚くほど短く、例えば鉄の分析は約40秒、石炭は約90秒で完了します。
炭素と硫黄は、正確な赤外線検出システムによって同時に測定されます。測定セルは最大4つまで、お客様のご要望に応じてカスタマイズ可能です。炭素と硫黄用のデュアル赤外線検出器により、低ppmレベルから高パーセントまで、両方のパラメーターを確実に検出することができます。
ELEMENTRAC CS-dに欠かせないのが、日々の作業に必要な全ての機能に簡単にアクセスできるセントラルウインドウを備えた包括的なELEMENTSソフトウェアです。このソフトウェアは、統計、グループ化、レポート、診断ツールなどの機能を提供します。
メリット