ドイツとオランダの家族経営のテクノロジー・グループであるVerderグループは、ラボラトリー市場でのポートフォリオを拡大しました。2012年3月より、デュッセルドルフ近郊にあるELTRA GmbHは、同グループの科学部門の一部となりました。
ドイツ・オランダの同族会社であるVerderグループは、ラボラトリー市場での製品ラインアップを拡充しました。2012年3月より、デュッセルドルフ近郊にあるELTRA GmbHは、グループのラボラトリー部門の一翼を担っています。1981年に設立された同社は、元素分析装置のトップメーカーで、2011年度の売上高は1,100万ユーロを達成しました。デュッセルドルフ近郊の本社では、分析装置の開発、最終組立、試験を担当する35名の優秀な人材を雇用しています。「ELTRAの創設者でマネージング・ディレクターのYiannakis Polemitis氏が今後数年間経営に残り、我々と共にELTRAを発展させてくれることを特に嬉しく思います」とVerder Groupのマネージング・パートナーであるAndries Verderは語っています。
ELTRAは、Verderグループのラボ部門の一員として、80カ国以上で活動するVerderグループの国際的な販売・マーケティング力を特に活用しています。ラボラトリー部門の責任者であり、ハーン(デュッセルドルフ近郊)のRETSCH GmbHの社長であるユルゲン・パンクラッツ博士が、新たに買収した会社の責任者となります。なお、敷地とブランド名「ELTRA」はそのまま引き継がれます。
ELTRAの代表取締役であるYiannakis Polemitisは、「Verderグループの一員として、製品と会社の発展のために自由に使えるリソースが増え、さらなる成長のために特別な投資ができるようになります」と述べ、次のように付け加えています。「当社の従業員は、家族経営の会社で働き続けられることに満足しています」。
ELTRA社は炭素と硫黄の燃焼分析装置からスタートし、酸素、窒素、水素の分析装置と長年にわたり製品レンジを拡大してきました。同社は、手頃な価格で高品質の装置を提供することで、世界市場のシェアを継続的に拡大してきました。鉄鋼、自動車、航空、鉱業など様々な業界のお客様にご利用いただいています。